今、子どもたちに必要な支援は「学び」
2021/03/05
今、子どもに必要な支援は「学び」①
尼崎市にある放課後等デイサービスみらい教室です。
みらい教室には多くの方にご利用いただけ毎日楽しく子どもたちと関わらせてもらっています。ご利用の際に保護者の方と面談をさせていただき、お子様の困りごとや悩みを聞かせてもらいます。困りごと悩みの多くを占める内容が「学校の勉強についていけない、理解できない」次に「友達等のコミュニケーションの取り方」です。子どもにとって生活の大半を過ごす学校の存在は大きく、学校に関わる様々な問題が保護者、子どもを悩ませているといった状況です。学校が悪いかというと全くそういうわけではなく、子どもの特性上『合わない』といった方が良いのかもしれません。個別配慮が出来ればよいのかもしれませんが、ただでさえ忙しい担任の先生にそういったことを求めることもできないでしょう。特性を持った子たちは「話を整理して聞くことが難しい」「多興味のため集中しにくい」「人が多くいる場所が苦手」…学校では当たり前の環境でも、それに躓いてしまう子どもたちも少なからずいるわけです。その躓きを「みんなで出来ている」「やって当然」という多数を主にした捉え方や考え方をしてしまうと「苦手としている子」に逃げ場がなくなってしまいます。「初めはみんな出来ないから繰り返しやれば出来るようになる」などと大人の軽い考えで押し付けていった結果「勉強嫌い」「どうせ出来ない」といった自己肯定感の低い子どもになっていくのです。事実、そうなってしまった子たちをたくさん見てきました。本当はもっと輝ける事がたくさんあるのに…ですね。