支援とは安心を提供すること

尼崎市にある放課後等デイサービスみらい教室です。

昨日、ある悩みを抱えた保護者の方との話です。小学５年生男子のお子様がいらっしゃり友達も多く毎日学校には楽しく行っているのですが、そのお子様は、すごく丁寧な書字にこだわりがあり、少しでも思った字が書けないと何度も書き直し時には永遠と繰り返すこともあるとのことです。そのため授業中の板書をノートに写しきれない、宿題に出る漢字ドリルに1時間、日記や感想文、授業中に解ききれなかった教科書の問題などあった日には泣く泣く23時まで…そんな日もあるそうです。そういった状態ですから授業にもついていけず（たぶん小学1年生レベルの学力）保護者方がつきっきりで夜宿題と向かい合い、とりあえず宿題はこなしていくという毎日でした。お子様にもそれなりのしんどさがありサポートが必要だと感じましたが、早急に対応しなければならない事は保護者へのサポートだと思いました。「毎日かなりしんどい」「辛い…」と話を聞いていても本当に辛そうな状況だと感じました。本来、子どもに勉強を教える役目は保護者の方ではないと思います。ご家庭ではもっと余裕を持ち笑顔でお子様に接する時間が必要であり、保護者の方へのサポートを密にして少しでも不安や心配事を減らしていくことが、お子様自身への支援につながると感じてきます。一人ひとりに合わせた支援は正直難しく時間もかかることですが、困りごとを抱えた方を少しでもお手伝いによって楽にすることができるならこれ以上のやりがいはないと思っています。出来ないことをに目を向けることも大切ですが、もっと身近に寄り添う支援を大切にしていきたいと感じました。​​​​​​